Sociology(社会学)のクラスでLaramie Projectというドキュメンタリードラマもみました
高校のときに本(というか台本)を英語のクラスで読んだことがあったので、内容だけでなく、フレーズも思い出せる場面がたくさんありました。
Laramieというのはワイオミングにある小さな町の名前で、
1998年に起きたあるHate Crime(人種、民族、宗教、性的指向などに係る特定の属性を有する集団に対しての偏見が元で引き起こされる口頭あるいは肉体的な暴力行為を指す Wikipediaから)を元にしたので、
町の人たちがこと事件を通しての反応や意見が収められています。
やっぱ本で読むのと映像で見るいのとでは大分違いますねー
Matthhew Shepardという学生がゲイだからって暴行され殺害されたんです・・・
日本は私の知る限りでは人種とか宗教とかのHate Crimeがほとんどないですが、
ここアメリカはホントにいろんな人がいるからRacist(人種差別者)を賛成する人も反対する人もいます。
300人ほどの生徒がいるクラスで、みたビデオだったので・・・
さすがに泣きませんでしたが、
裁判のシーンでMatthewのお父さんが、被告人(Matthewを殺害した2人の学生の一人)に対して、
"Matt was against the death penalty. We have held family discussions and talked about the death penalty. Matt believed that there were incidents and crimes that justified the death penalty.
マットは死刑判決には反対していた。家族でも話し合ったこともある。マットは死刑は事件と犯罪を正当化すると信じていた。
I would like nothing better than to see you die, Mr. McKinney. However, this is the time to begin the healing process.
McKinney(被告人)、私は君の死を何よりも見たい。でも、今こそが(事件のことを)治める時だ。
Mr. McKinney, I am not doing this because of your family. I am definitely not doing this because of the crass and unwarranted pressures put on by the religious community. If anything, that hardens my resolve to see you die. Mr. McKinney, I’m going to grant you life, as hard as that is for me to do, because of Matthew. Every time you celebrate Christmas, a birthday, or the Fourth of July, remember that Matt isn’t. Every time that you wake up in that prison cell, remember that you had the opportunity and the ability to stop your actions that night. Every time that you see your cell mate, remember that you had a choice, and now you are living that choice. You robbed me of something very precious, and I will never forgive you for that. Mr. McKinney, I give you life in the memory of one who no longer lives. May you have a long life, and may you thank Matthew every day for it."
マッキーニーくん、私は君の家族のためにこの決断を下したのではない。宗教団体におかれた愚かで不当な(彼らに対しての)重圧のために言っているわけでもない。君の死を何よりもみたい。マッキーニーくん、私にとっては一番つらいことだが、マットのために君の人生を許そう。毎年のクリスマス、誕生日、独立記念日、マットがそこにいないことを思いだしてくれ。毎朝、刑務所の中で起きた時、あの夜の行動を自分で止められたことを思い出してくれ。刑務所の仲間を見るたびに、君が選んだ道を思い出してくれ。君は私の大切なものを奪った。君の事は絶対に許さない。マッキーニーくん、君は君の命を今を生きられない人たちの記憶のために捧げよう。長く生きれることにマットに毎日感謝してくれ。
Matthew Shepard Online Resources
このシーンはホントに泣けた。
本当に泣きはしなかったけど、多分私と同じ気持ちの人はたくさんいたと思う。
今はMatthew Shepard Actという法が議会で可決され、Hate Crimeが起きないようになっています。
いろんな人がいるアメリカだからこそ、みんなが安全に暮らせれるといいですよね。
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